富士宮に自転車文化を レバンテ 市と協定 安全に乗れる環境作り
富士宮市と、富士市が拠点のプロサイクリングチーム「レバンテフジ静岡」は20日、自転車を活用した地域づくりを進める連携協定を締結した。サイクルツーリズムの推進などを図る。
協定では、市民の健康づくりや安全な利用を促す啓発のほか、観光客が地域を散策できる環境形成事業などで積極的に協力すると定めた。レバンテは協定を受け26日、補助輪付き自転車に乗る子どもたちを対象に乗り方教室を同市錦町で開く。
締結式が市役所で開かれ、須藤秀忠市長と二戸康寛代表が署名を交わした。須藤市長は「多くの人が自転車に親しんでくれるように弾みを付ける」と協定の意義を述べ、二戸代表は「地域を元気にする活動に努める」と話した。