農林環境専門職大短期大学部 2期生86人 巣立つ

 静岡県立農林環境専門職大短期大学部は14日、2期生の卒業式・学位記授与式を磐田市上新屋のアミューズ豊田で開いた。生産科学科の86人が県内の農林業などを担う人材として、学びやを巣立った。

鈴木学長(手前右)から学位記を受ける卒業生代表の神崎さん(同左)=磐田市上新屋のアミューズ豊田
鈴木学長(手前右)から学位記を受ける卒業生代表の神崎さん(同左)=磐田市上新屋のアミューズ豊田

 鈴木滋彦学長は卒業生代表の神崎珠実さん(20)=伊豆市=に学位記を手渡し、「グローバルな視野、豊かな感性と人間性を持ち、今後の人生を歩んでほしい」と激励した。
 卒業生答辞を述べた佐藤真夕さん(20)=磐田市=は「大学の理念である耕土耕心を忘れず、困難に直面しても母校で培った力で粘り強く頑張りたい」と意気込んだ。
 川勝平太知事は「プロフェッショナルとしての知識と技術を身につけて旅立つ。日本の新しい未来を切り開いてほしい」とエールを送った。同大学生課によると、卒業生の約8割は農林業関連の法人や団体などに就職するという。

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