読書習慣定着へ小冊子 下田市教委 市民のお薦め紹介
下田市教委は児童生徒らの読書習慣の定着に向けた小冊子を制作した。市内の大人たちが薦める書籍の紹介を通じ、子供たちの関心を高める狙い。
![小冊子を紹介する鈴木さん=下田市](/news/images/n120/1199570/IP230226TAN000037000_O.jpg)
小冊子はA4判10ページ。市内在住の絵本作家鈴木まもるさん(70)がイラストを手がけ、監修も担当した。市内の公務員や水族館のトレーナー、住職ら12人が一問一答形式で「子供に読んでもらいたい本」「自身が子供のころ好きだった本」「大人になって好きな本」などを回答している。
市子ども読書活動推進計画第3次計画の一環。市内の幼稚園や保育園、小中学校に配布したほか、市立図書館でも入手できる。
鈴木さんは「大人たちの興味ある本に触れることで、読書がなぜ大切かを子供たちが学ぶ手助けになれたら大変うれしい」としている。