オペラに親しみを 入門レクチャー・コンサート クリエート浜松

 第8回浜松市民オペラ実行委員会は13日夜、オペラ入門レクチャー・コンサート(静岡新聞社・静岡放送後援)を中区のクリエート浜松で開いた。2024年9月の本番に向けて多くの人にオペラの魅力を知ってもらおうと歌手の公演や、公開の発声練習、舞台裏レクチャーを行った。

発声練習を公開する吉岡さん(中央)と塚田さん(右)=浜松市中区のクリエート浜松
発声練習を公開する吉岡さん(中央)と塚田さん(右)=浜松市中区のクリエート浜松

 公開練習では、声楽を学ぶ東京芸術大の塚田真司さん(浜松学芸高卒)と同高2年の吉岡菜津子さんが伸びやかな歌声を披露した。玉川昌幸実行委員長が発声時の力の入れ方や曲調に合わせた感情の込め方を指導し、来場者約200人にオペラ音楽をつくる過程を紹介した。
 市民オペラの松田淳一プロデューサーは舞台裏レクチャーで、練習や公演準備の様子を映像と写真で説明し、大勢の知恵や工夫で出来上がるオペラという総合芸術の世界観を伝えた。

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