西伊豆で正月マラソン大会 3年ぶり開催 97人が健脚競う

 西伊豆町の恒例行事「第55回正月マラソン大会」(実行委主催)が1日、同町で開かれた。旧賀茂村時代から続いている伝統のイベント。すがすがしい元旦の空気の中、町内外の97人が同町宇久須の賀茂小をスタートし、健脚を競った。

勢いよく駆け出す参加者=西伊豆町宇久須
勢いよく駆け出す参加者=西伊豆町宇久須

 大会は1966年に村主催の駅伝大会として開始。現在も町職員や住民有志でつくる実行委が企画し、地域住民が交通整備などを行う。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった。
 親子で参加するファミリー(1・5キロ)、2・5キロ、5キロの3コースを男女別で実施した。参加者は学校周辺の住宅街や川沿いを懸命に走り、沿道からの声援に応えた。矢岸高弘委員長(65)は「楽しみにしている人が多い大会。これからも、町がにぎやかになるようできる限り続けていきたい」と話した。

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