マダガスカルでバイオガスを普及 富士市職員、中田さん報告

 国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊として東アフリカの島国マダガスカルに派遣されている富士市職員中田里穂さんがこのほど、小長井義正市長らに現地での活動をオンラインで中間報告した。

マダガスカルでの活動をオンラインで報告する中田さん=富士市役所
マダガスカルでの活動をオンラインで報告する中田さん=富士市役所

 中田さんは2021年9月から2年間の任期で、農村地帯で農業支援や生活改善に向けた業務に取り組んでいる。特に力を入れているバイオガスの普及促進では、家畜のふん尿で安全なメタンガスを作る地下型装置を産学官の連携で造成した。
 栄養の改善に向けたふりかけや、家計の負担を助けるアボカドオイルの開発についても説明し「任期終了後も成果が続く持続可能な取り組みを育てたい」と話した。

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