桜葉使ったプリン、桑の葉混ぜた塩 松崎特産品で商品 商工会女性部「町訪れるきっかけに」
松崎町商工会女性部が、地場産品を活用した商品の開発に取り組んでいる。12月上旬には、商工会関係者に試作品を披露した。土田明美部長(76)は「町を訪れるきっかけになるような商品を作りたい」と意気込む。
部員約40人が2022年4月、新型コロナウイルス禍で落ち込む町の景気回復を目指して開発を始めた。これまで勉強会などを行い、開発を進める漬物やスイーツなどの商品ごとにグループに分かれて試作品の準備を進めてきた。
試食会では、同町が全国一の生産量を誇る桜葉を使ったたくあんやプリン、青パパイアのニンニク漬け、桑の葉などを混ぜた塩5種を提供した。「桜葉の香りが良い」「町内の施設で提供してPRするのはどうか」などの意見や提案があった。
今後は試食会の結果を基にして商品を1品に絞り、パッケージ作成やテストマーケティングを行う。2024年3月ごろの商品化を目指し、町内外で販売する予定。