部活指導員新たに150人確保へ 静岡市総合教育会議、2026年度までの目標提示

 静岡市総合教育会議は8日、2022年度第2回会合を市役所静岡庁舎で開いた。23年度に開始するエリア制と地域指導員の導入を主軸とした中学部活動改革「シズカツ」について、改革が完了する30年度に向けたロードマップを示し26年度までに新たに指導員150人を確保する数値目標を掲げた。

中学部活動改革の運営体制などについて協議した静岡市総合教育会議=市役所静岡庁舎
中学部活動改革の運営体制などについて協議した静岡市総合教育会議=市役所静岡庁舎

 田辺信宏市長と赤堀文宣教育長ら教育委員が運営体制などを協議した。会合では市教委内の事務局がシズカツ参加者や指導員からの相談対応、情報共有や業務管理を担当し、指導員をサポートする複数体制を整備するとした。参加費の将来的な公費負担の可能性について検討を求める声も上がった。
 認定研修を通じてライセンスを付与することになる指導員について教育委員は「資質の見極めが重要になる」「人材確保の難度が高い」などと指摘した。

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