静岡高など4高 授業改善考える 合同研修会

 静岡高はこのほど、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた校内研修会を静岡市葵区の同校で開いた。沼津東、清水東、浜松北の3高を含む教員約80人が、公開授業や講演を通じて授業改善を考えた。

主体的・対話的で深い学びの実現に向け公開授業や講演を行った研修会=静岡市葵区の静岡高
主体的・対話的で深い学びの実現に向け公開授業や講演を行った研修会=静岡市葵区の静岡高

 各教科や総合的な探究の時間を担当する教員が静岡高の授業を見学したり、教科別で情報交換をしたりした。講演では学校法人桐蔭学園の溝上慎一理事長が講師を務め、同校の授業について講評しながら生徒の主体的な学びを促す授業の在り方を解説した。溝上理事長は高大接続の観点で、探究的な学習などを通じ生徒が社会課題に関心を持つことが、将来の目標を具体的に考えるきっかけになることなどを説明した。
 研修会は2018年度から4校合同で実施している。

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