ウクライナ留学生支援 専門学校に150万円贈呈 浜松経済同友会

 浜松市の企業経営者らでつくる浜松経済同友会は11日、ロシアの侵攻により、ウクライナから避難した学生を受け入れているオイスカ開発教育専門学校(西区)に支援金として150万円を贈呈した。中区の浜松商工会議所会館で同日、竹内精一代表幹事が中野与一郎校長に目録を手渡した。

中野校長(左)に支援金の目録を手渡す竹内代表幹事=浜松市中区の浜松商工会議所会館
中野校長(左)に支援金の目録を手渡す竹内代表幹事=浜松市中区の浜松商工会議所会館

 同校は学生寮で生活しながら日本語科で学ぶ態勢を整え、7月から20歳代女子の避難学生3人を受け入れた。今月中には19歳女子の学生が入学予定。中野校長は「最初は花火の音を聞いただけでも驚いていたが、地域の皆さまが温かく受け入れてくれ、不安は拭われてきた」と話した。
 同友会はこれまでも、外国人留学生の地域への就労定着を積極的に進めてきた。竹内代表幹事は「戦火の祖国や家族と離れ、日本に避難せざるを得なくなったウクライナ学生に寄り添い、今後も支援していく」と述べた。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞