子ども議員、西伊豆町長に質問 議会を疑似体験
西伊豆町教育委員会はこのほど、小学生が町議会を疑似体験する「西伊豆町子ども議会」を町役場議場で開いた。町内3小学校の5、6年生6人が「子ども議員」となり、星野浄晋町長にまちづくりに関する意見の提案や質問をした。
将来を担う子どもたちに町政に興味を持ってもらおうと初開催した。実際の議会と同じ流れで山田厚司議長が進行し、児童の質問に星野町長が答えた。子どもたちは、漁業の振興やボランティア活動普及についての考えをぶつけた。
賀茂小6年の神谷汐音さん(12)は、空き家を活用したまちづくりを提案。星野町長は「町を多くの人に知ってもらえれば有効活用してもらえるのでは」と述べ、人を呼び込む施策の事例を示した。
神谷さんは「緊張したけど、人を集めるための取り組みが分かった」と振り返った。