学生の意見 市政のヒントに 焼津市長、静岡福祉大生と座談会

 焼津市は28日夜、市政座談会「YAIZUみらいトーク」を市役所で開いた。静岡福祉大の学生が中野弘道市長に焼津で過ごして感じたことや良いところについて意見を述べた。

焼津で過ごして感じたことを述べる学生たち=焼津市役所
焼津で過ごして感じたことを述べる学生たち=焼津市役所

 健康福祉学科、福祉心理学科、子ども学科の2~4年生計5人が参加した。学生たちは焼津で感じたことについて「ご飯がおいしい」「道が整備されている」「水道代が安い」など意見を述べた。
 市内で1人暮らしをしている男子学生は地域のつながりの薄さを指摘し、「社会福祉の道に進んで改善したい」と将来の夢を語った。魚河岸シャツを愛好しているという焼津市出身の女子学生は「祭りに出かけるときもわざわざ浴衣をレンタルしなくても良い」と話した。
 中野市長は学生の意見に耳を傾け「コロナ収束後のまちづくりのヒントにしたい」と述べた。市の防災対策や市総合計画の第2期基本計画についても説明した。

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