災害土砂仮置き場拡張 静岡市清水区の2地区 計9万平方メートル

 静岡県は26日、台風15号による記録的豪雨で発生した災害土砂について、静岡市清水区の清水港貝島、新興津両地区で計約9万平方メートルの仮置き場を提供すると発表した。大量の土砂の処分が課題となる中、災害復旧を後押しする。
 内訳は中部電力社有地を借り受けた貝島地区が約8万平方メートル、新興津地区は約1万平方メートル。新興津は9月25日から土砂の受け入れを開始していて、当初の約3千平方メートルから拡張した。
 仮置きした土砂は木くずなどを取り除く分別作業を実施。地元と調整した上で、土壌分析調査で安全性が確認されれば貝島地区で実施している埋め立て事業への活用を検討する。

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