災害ごみ、受け入れ開始 JR清水駅東口、遊休地に仮置き場
台風15号に伴い静岡市内で発生した災害ごみを収容するため、JR清水駅東口のENEOS(エネオス)清水油槽所遊休地に設置した仮置き場が3日午前9時、市民からのごみの受け入れを開始した。最初の30分間で約20台のトラックや乗用車が受け付けし、水に漬かった畳や家電などの大量のごみが持ち込まれた。
浸水による被害が顕著だった清水区の災害ごみは地域の公園や道路脇などに積み上がっており、住民からは災害廃棄物処理計画に基づく正式な仮置き場の設置が求められていた。区内の住宅地の一部では2日にも自衛隊が撤去支援を展開した。
仮置き場とする遊休地の面積は約1万4千平方メートル。市は今回の大雨にともない、2万トン超の災害ごみの発生を見込む。市は受け入れ終了時期について「改めてアナウンスする」としている。