民家目の前 市道が崩壊 川岸削られ約10戸通行困難 静岡・清水区山切地区 「早期復旧を」不安募る

 台風15号の豪雨に伴い、静岡市清水区山切地区では山切川の増水により左岸が削られて市道2カ所が崩壊し、約10戸の民家が車両を動かせないなど通行困難な状況を強いられている。玄関間際の道路が崩れた家もあり、住民は「今後の台風が怖い。早く復旧を」と不安を募らせる。【記事末尾下でドローン撮影の動画をご覧になれます】

大雨の影響で民家周辺の路面が崩壊し、車での移動ができなくなった集落=29日午後、静岡市清水区山切(静岡新聞社ドローンで撮影)
大雨の影響で民家周辺の路面が崩壊し、車での移動ができなくなった集落=29日午後、静岡市清水区山切(静岡新聞社ドローンで撮影)
大雨の影響で民家周辺の路面が崩壊し、車での移動ができなくなった集落=29日午後3時半ごろ、静岡市清水区山切(写真部・田中秀樹)(静岡新聞社ドローンで撮影)
大雨の影響で民家周辺の路面が崩壊し、車での移動ができなくなった集落=29日午後3時半ごろ、静岡市清水区山切(写真部・田中秀樹)(静岡新聞社ドローンで撮影)
大雨の影響で民家周辺の路面が崩壊し、車での移動ができなくなった集落=29日午後3時半ごろ、静岡市清水区山切(写真部・田中秀樹)(静岡新聞社ドローンで撮影)
大雨の影響で民家周辺の路面が崩壊し、車での移動ができなくなった集落=29日午後3時半ごろ、静岡市清水区山切(写真部・田中秀樹)(静岡新聞社ドローンで撮影)
大雨の影響で民家周辺の路面が崩壊し、車での移動ができなくなった集落=29日午後3時半ごろ、静岡市清水区山切(写真部・田中秀樹)(静岡新聞社ドローンで撮影)
大雨の影響で民家周辺の路面が崩壊し、車での移動ができなくなった集落=29日午後3時半ごろ、静岡市清水区山切(写真部・田中秀樹)(静岡新聞社ドローンで撮影)
大雨の影響で民家周辺の路面が崩壊し、車での移動ができなくなった集落=29日午後、静岡市清水区山切(静岡新聞社ドローンで撮影)
大雨の影響で民家周辺の路面が崩壊し、車での移動ができなくなった集落=29日午後3時半ごろ、静岡市清水区山切(写真部・田中秀樹)(静岡新聞社ドローンで撮影)
大雨の影響で民家周辺の路面が崩壊し、車での移動ができなくなった集落=29日午後3時半ごろ、静岡市清水区山切(写真部・田中秀樹)(静岡新聞社ドローンで撮影)
大雨の影響で民家周辺の路面が崩壊し、車での移動ができなくなった集落=29日午後3時半ごろ、静岡市清水区山切(写真部・田中秀樹)(静岡新聞社ドローンで撮影)

 山切地区はJR清水駅の北側約5キロの中山間地域で、路面が崩壊したのは路線バス「しずてつジャストライン庵原線」杉山バス停付近と、約200メートル南の杉山橋付近。約10戸の民家付近の道路は寸断に近い状態にあるが、近隣まで徒歩や自転車などが往来でき、市は孤立集落に含めていない。
 崩落地点前に住む70代の自営業男性は「仕事で使うトラックを出せず、もう1週間近く休んでいる」と嘆く。山切自治会前会長の望月辰巳さん(68)によると、同自治会は被害発生当日の24日に市に復旧を要請したが、重機での作業開始は5日後の29日まで要した。「農家は早生(わせ)ミカンの収穫期も迎える。仮でもいいので早く復旧してほしい」と訴える。

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