浜松の新野球場 ドーム事業費、鈴木市長「コスト削減できる」

 鈴木康友市長は26日の定例記者会見で、静岡県が浜松市西区の遠州灘海浜公園篠原地区に整備する新野球場について、プロ野球を開催可能な2万2千人規模でドーム構造となった場合の概算事業費を370億円と見積もったことに対し「今はドーム型の球場でも相当にコストダウンできる」と指摘するとともに、独自に費用算定を試みる考えを示した。
 鈴木市長は概算事業費は「報道で側聞しただけ」とした上で、専門家の意見を基に費用圧縮の可能性を探る考えを強調した。得られたデータは「県に提示したい」と述べた。
 望ましい球場の在り方に関しては「経済界と足並みをそろえ、2万2千人規模で多目的利用ができるドーム型の整備を要望していきたい」と改めて表明した。

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