新ごみ処理施設で火入れ式 伊豆市と伊豆の国市、共同整備 23年1月本格稼働

 伊豆市と伊豆の国市が共同で伊豆市佐野に整備している新廃棄物処理施設「クリーンセンターいず」で25日、安全を祈願する火入れ式が開かれた。

点火スイッチを押す代表者=伊豆市佐野
点火スイッチを押す代表者=伊豆市佐野

 施設は一部鉄筋コンクリートの鉄骨造りで地上4階、地下1階建て。建築面積は約4100平方メートルで、1日82トンの処理能力を備える。10月にごみ収集車による可燃ごみの搬入を受け入れて焼却試験を行い、来年1月に本格稼働する。
 式典には両市の市長や地元役員、施工業者ら約40人が出席した。神事を行い、両市長ら代表者が点火スイッチを押して焼却炉に火を入れた。施設組合管理者を務める菊地豊伊豆市長は「本当に長い道のりだった。両市民に活用してもらいたい」とあいさつした。
 (大仁支局・小沢佑太郎)

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