防災とSDGS、すごろくで学習 静岡の大学生ら

 SDGs(持続可能な開発目標)を防災の観点から学ぶ「防災SDGsすごろく大会」(実行委員会主催)が17日、静岡市葵区の静岡呉六名店街で開かれた。大学生や社会人など約60人が参加した。

SDGsクイズに答えながら防災すごろくを楽しむ参加者=静岡市葵区
SDGsクイズに答えながら防災すごろくを楽しむ参加者=静岡市葵区

 防災SDGsすごろくは、常葉大健康プロデュース学科の木村佐枝子教授らが制作した。5人ずつに分かれてゲームに臨んだ参加者は、駒が進んだ先に書かれたクイズに挑戦し、ゴール順位とクイズ正答数を競った。
 クイズはSDGsで掲げる目標と同じ17問。終了後は、答え合わせを通じて「災害時に備え、備蓄を考えよう」「住む地域のハザードマップを作ろう」などと具体的な行動計画を確認した。
 同区の建築設計事務所に勤める常盤亮介さん(24)=富士市=は「温暖化がもたらす自然災害は特に途上国に甚大な被害が出る。少しでも自分たちにできることをやっていきたい」と話した。

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