大リーグの技、子供らに 裾野でマック鈴木さん、無駄のない動き伝授

 元大リーガー投手のマック鈴木さん(47)が指導する「ベースボール・クリニック」が17日、裾野市運動公園野球場で開かれた。市内の小中学生約100人が守備や打撃、走塁の実技指導を受けた。

マック鈴木さん(右から2人目)が講師を務めたベースボール・クリニック=裾野市運動公園野球場
マック鈴木さん(右から2人目)が講師を務めたベースボール・クリニック=裾野市運動公園野球場

 同公園の指定管理者「すそのシティスポーツパーク共同企業体」が主催した。鈴木さんは米国で主流の無駄のない体の動きを実践。子供たちのノックを見守りながら、利き手とは逆のグローブを持つ腕の使い方を中心に、ボールを捕ってから投げるまでの一連の動きを教えた。
 投手の視点では「打者に集中し、時間をかけずにテンポよく投げると、プレッシャーをかけることができる」と助言した。
 元プロ野球選手の井上紘一さん(45)も鈴木さんと一緒に講師を務め、試合形式で打撃と走塁の練習を行った。須山中2年の宮崎煌也さん(14)は「グローブの出し方やベースの踏み方などの基礎を分かりやすく教わった。今後の練習に生かしたい」と話した。

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