掛川→長野「塩の道」 自転車で実走調査 観光拠点や走行性調査
静岡県は15日、第2次県自転車活用推進計画でサイクリングのモデルルート候補になった塩の道の実走調査を始めた。参加者19人が16日までの2日間、掛川市から長野県飯田市までの約165キロを自転車で走り、走行性や観光スポットを調査する。
県西部地域局、愛知県、長野県などの職員や一般のサイクリストが参加した。サイクリングを活用した三遠南信地域の交流も目的としている。15日の走行距離は90キロ。出発式が行われた掛川市役所から森町、磐田市、浜松市天竜区佐久間町を経て県境を越え、愛知県東栄町役場を目指した。
県はサイクルツーリズムを推進するため、2026年度までに県内のモデルルートを現在の4ルートから7ルートに増やすことを目標にしている。