地域部活動の運営協議 焼津市教委 来年度実施8種目

 焼津市教育委員会は23日、来年度から実施予定の地域部活動8種目について、運営方法などを話し合う委員会を大井川商工業研修センター(同市宗高)で開いた。休日の中学校部活動について、市は本年度から段階的に地域への移行を進めている。委員会では、来年度の対象種目である陸上やソフトテニス、eスポーツなどの関係者らが参加した。

各競技の関係者らが地域部活動の運営方法について話し合った委員会=焼津市宗高の大井川商工業研修センター
各競技の関係者らが地域部活動の運営方法について話し合った委員会=焼津市宗高の大井川商工業研修センター

 委員会では、市教委の担当者が地域部活動への移行について、市の考え方や初年度の動向を説明した。出席者からは「教職員や外部指導者に地域部活動参加の希望調査はしたのか」「運営費用に公的補助はあるのか」「練習場所の確保はどうするか」といった質問が出た。
 その後、競技ごとに分かれて、活動開始時期や指導者の人選、活動場所や会費などについて話し合った。
 地域部活動在り方検討委員会で委員長を務める多々良博之・港中校長は「部活動の在り方を根底から見直すような取り組みにしたい」と語った。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞