新商品「注染手ぬぐい」開発 家康ちなんだ柄5種 浜松市中区の榎本

 浴衣や着物の企画・販売を手掛ける榎本(浜松市中区)は、徳川家康の逸話をモデルにした新商品「注染手ぬぐい」を開発した。手ぬぐいのほか、手ぬぐいを使った「あづま袋」や巾着をそろえた。

新たに販売を始める「注染手ぬぐい」や「開運枕カバー」=浜松市中区
新たに販売を始める「注染手ぬぐい」や「開運枕カバー」=浜松市中区

 新ブランド「ぬの橋」の第1弾。伝統的な技法「注染染め」で、「小豆餅」「銭取」「タヌキ」「スイカズラ」など、家康にちなんだ五つの柄を用意した。巾着は内側の生地に遠州木綿を使って丈夫に仕上げた。
 来年放送予定の大河ドラマ「どうする家康」に向けた商品で、土産需要などを見込む。価格は税込みで、手ぬぐい1320円、あづま袋2530円、巾着1980円。インターネット通販サイトで8月下旬に発売し、販路を広げる。
 同社は家康の出世力にあやかり、金色の生地で仕上げた「開運枕カバー」(3333円)も商品化している。

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