医療的ケア児、キャンプへ 島田 気球搭乗やBBQ体験も

 医療的ケアが日常的に必要な子どもと家族が集うサマーキャンプ「がんばれ共和国」が6日、島田市川根町で始まった。県内外の10組約40人が8日までの3日間、ボランティアのサポートを受けながら自然の中でさまざまな活動を楽しむ。

「建国式」と題してキャンプの開始を宣言した参加者=島田市川根町の市川根文化センター
「建国式」と題してキャンプの開始を宣言した参加者=島田市川根町の市川根文化センター

 初日は市川根文化センターで「建国式」を行い、子どもたちの中からリーダーとして大統領、副大統領を選んだ。新型コロナの影響で開催は3年ぶり。実行委員長の関口政子さんは「皆さんの顔が見られてうれしい。非日常をぜひ楽しんで」と呼び掛けた。
 7日は気球の搭乗やバーベキューなどを行う予定。参加者はたんの吸引や人工呼吸管理などが必要で、期間中は医師や看護師を含むボランティア約30人が健康チェックを行う。

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