トライアルパーク蒲原オープン 自転車愛好家ら、新拠点誕生祝う
静岡市清水区蒲原に２日、道の駅準備施設「トライアルパーク蒲原」がオープンした。地元住民や県内外の自転車愛好家らが集まり、新しい周遊・交流拠点の誕生を祝った。
約１万平方メートルの敷地に芝生を敷き、イベント広場やキッチンカーエリア、バーベキュー場などを備えた。同地区沿岸を通る太平洋岸自転車道のツーリズム拠点として、自転車ラックや修理道具などサイクリング関連設備も充実させた。同施設では今後、「蒲原道の駅」の開業に向け、官民が一体で施設や事業の方向性を試行していく。
同日の開所式では、日本各地の指定エリアを自転車で巡るイベント「サイクルボール」で、同施設がスタート地点となる駿河湾１周コースの参加者の出発を見送り、地元住民ら約１００人でテープカットを行った。来場者は立ち並ぶマルシェやキッチンカーで買い物を楽しんだり、子どもらと芝生で寝転んだりと、新拠点の設備を堪能していた。
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