サッカーファンに磐田の魅力発信 25日、川崎で「アウェー市」

 サッカーJリーグ1部(J1)ジュビロ磐田ホームタウンの磐田市は、アウェー戦のスタジアム周辺で市内の特産品を販売する「アウェー軽トラ市」を始める。25日、川崎フロンターレ戦が行われる等々力陸上競技場(川崎市)の場外イベント会場で初開催する。

川崎フロンターレ戦の会場で販売するフルーツサンドを見せる柴田さん=磐田市城之崎
川崎フロンターレ戦の会場で販売するフルーツサンドを見せる柴田さん=磐田市城之崎

 軽トラ市は、経営者らでつくる実行委が2011年に開始した。地域活性化を目的として軽トラックで農産物などを販売する取り組み。今回は市が募った市内の飲食店2店舗が出店し、軽トラ市や地場産品のPRを行う。2回目も企画中で、秋ごろを見込む。
 フルーツサンド店「カドヤサン」(城之崎)は、アローマメロンを使ったフルーツサンドを提供する。柴田亮店長(31)は「特産品を知ってもらう良い機会。県外からも磐田に足を運んでほしい」と話した。「パン工房totokaka(トトカカ)」(草崎)は、シラスを使用したパン2種を販売する。
 市担当者の大野寛達主事(27)は「サッカーファンや県外の人に磐田の産業の魅力を発信していけたらうれしい」と期待する。
 25日はジュビロ磐田でも活躍した元日本代表の大久保嘉人さんが登場するイベントもあり、市からメロンなどの特産品を贈る。
 

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