ブッポウソウ、アオバズク... 希少な夏鳥 静岡県内に【動画】
静岡県内には5月から6月にかけて、今年も繁殖のために多様な夏鳥が飛来した。北遠の山林にはブッポウソウ、中部や西部の水田にはタマシギ、神社にアオバズク、河口にコアジサシなど―。環境省や県の絶滅危惧種に指定されている希少な夏鳥を紹介する。
凜(りん)とした容姿で「緑の宝石」と称されるブッポウソウ。山林の枝先から華麗に飛び立ち、空中で巧みに昆虫を捕捉する。「ブッ、ポウ、ソウ」と鳴くコノハズクの鳴き声と誤認されて「仏法僧(ブッポウソウ)」と名付けられたが、実際は「ゲッ、ゲッ…」としか鳴かない。
タマシギは「一妻多夫」の習性を持つとされる。雄が巣作りや抱卵、子育てを担い、雌は産卵の後、別の雄を探して移動するという。
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