裾野の地酒「もののふ」 富士山容器で発売
酒販売店でつくる「裾野市もののふの里銘酒会」はこのほど、富士山の形をした容器の純米吟醸酒「もののふ」を発売した。加盟6店舗で取り扱っている。
もののふは武士を意味する商品名の地酒で、同市産米や富士山の伏流水で仕込んでいる。従来の瓶詰めに加え、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送に合わせ、富士の巻き狩りの舞台になった同市の名産品として富士山の陶器を開発した。
陶器は高さ15センチ。雪化粧部分でおちょこと銚子に分かれ、再利用できる。中央の宝永山には凹凸をつけ、注ぐ時に指をかける滑り止め機能を果たしている。
180ミリリットル、税別1500円。江森甲二会長は「裾野市の歴史に思いをはせながら味わってほしい」と呼び掛けている。