自転車の高速走行 注意喚起看板設置 狩野川水系利用協

 国土交通省沼津河川国道事務所や県、狩野川流域9市町などでつくる「狩野川水系安全な河川敷地利用協議会」はこのほど、伊豆の国市で会合を開いた。近年増加している堤防道路での自転車(ロードバイク)利用者に向け、高速走行を控えるよう呼び掛ける看板を設置することを確認した。
 看板は狩野川の河川管理用道路や歩行者・自転車用道路を管理する国交省、県、市町が連係して整備する。国交省の管理区域は、本年度から計36カ所を順次設置する予定。同事務所によると、ロードバイク人気の高まりで、周辺住民から高速走行への苦情が多く寄せられているという。
 島田市の河川で女児が亡くなった水難事故を受け、注意看板を新設する場所がないか、各機関で確認することも申し合わせた。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞