三島の狩野川水系 排水ポンプに故障

 国土交通省沼津河川国道事務所は25日、三島市長伏の境川排水機場に2台ある排水ポンプの1台で不具合を確認したと発表した。
 故障したポンプ1台は当面、復旧に向けた調査のため運転しない。同事務所と中部地方整備局の排水ポンプ車4台を現地配備し、同等の排水能力を維持して緊急事態に備える。
 同事務所によると、23日の定期点検で、ガスタービンエンジンの一部に穴が開いているのが見つかったという。同排水機場は同市を流れる境川と狩野川の合流地点にあり、ポンプ1台あたりの排水量は毎秒3・75立方メートル。大雨などで狩野川が増水して水門を閉めた際に稼働している。

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