産業祭り開催へ 裾野市商工会総会
裾野市商工会は25日、通常総会を同市生涯学習センターで開いた。コロナ禍で2年連続中止となった産業祭り「市民のふれあいフェスタすその」を感染対策を徹底した上で開催するなど、2022年度の事業計画を決めた。
渡辺康一会長は「経済効果が期待されるトヨタ自動車のウーブン・シティ建設で、岩波地区の再開発も本格的に動き出す。市の発展に向け、(中心的な)ハブ部品の役割を果たしたい」とあいさつした。22年度は経営革新支援に加え、地方の中小企業で顕在化している後継者不足に対応した事業承継支援を強化する。
同商工会の会員数は730人。市内の全商工業者に占める組織率は56・6%で、同60%を目標に新規会員を募る。