サイクリング心地よく 裾野の五輪コース疾走
スルガ銀行と裾野市は２５日、東京五輪のレガシー（遺産）創出を目的にしたサイクリングイベントを開いた。県内外のサイクリスト６人が御殿場市を発着点に、五輪コースになった裾野市の富士裾野ビクトリーロードなどを巡る約６０キロを疾走した。
参加者はアテネ五輪に出場した田代恭崇さん（４７）の先導で、初夏の心地よい山風を受けながら、富士山麓の走行を楽しんだ。雲の切れ間から霊峰も姿を現し、静岡市清水区の小泉剛弘さん（５３）は「起伏に富んだコースを気持ちよく走ることができた」と話した。
東京五輪開催に合わせたイベントで３年目。初心者から上級者まで多くのサイクリストが参加できるようにコースを変えて企画している。本年度は１０月にも開くという。
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