新聞の特徴や活用法学ぶ 富士宮・井之頭中で講座

 富士宮市立井之頭中で23日、元中学校長の矢沢和宏さん(静岡新聞NIEコーディネーター)を講師に招いたNIEスタート講座が開かれた。生徒や教員約20人が参加し、新聞の特徴や学習への生かし方に理解を深めた。

NIEコーディネーターの話に耳を傾ける生徒や教員=富士宮市立井之頭中
NIEコーディネーターの話に耳を傾ける生徒や教員=富士宮市立井之頭中

 矢沢さんは本紙掲載記事を例に新聞の特徴を解説し、読者に情報を伝える工夫として、記事の内容や重要性が一目で分かる見出しの役割や大切さを強調。朝刊全体で20万字以上とされる新聞を効率良く読むこつとしても、見出しを眺めるように読むことを勧めた。
 記事や写真を題材にした問題でつくる「新聞ワークシート」の活用を呼び掛け、「読解力や語彙(ごい)力、思考力、表現力が身につく。普段体験できないことを間接的に体験できる」と説いた。スクラップマラソンや見出しリレー、気になる記事と感想の昼放送など、幅広い活用法を紹介した。

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