難波氏感謝「結果出せた」 副知事退任、議場であいさつ
2期8年の任期を終えて17日に副知事を退任した難波喬司氏(65)が20日、県議会5月臨時会閉会後の議場であいさつし、「失敗もあったが、いくつかの面で結果を出すことができた」と感謝の言葉を述べた。
難波氏は「社会的な価値や幸せを最大化する」ことなどを目標に仕事に取り組んだとし、「明るい未来づくりのために行動できた」と8年間を振り返った。
一般職任期付職員の県理事として18日付で県に採用され、リニア中央新幹線と熱海市土石流災害の県政課題を引き続き担当していることから、「今後とも県議会のご指導をお願いしたい」と頭を下げた。
県議と川勝平太知事ら県幹部が大きな拍手を送り、労をねぎらった。
後任の副知事人事は未定で、当面、出野勉副知事の1人体制となる。