子どもの脱マスク 屋外活動は容認も 磐田市長見解

 磐田市の草地博昭市長は12日の定例記者会見で、新型コロナウイルス対策のマスク着用について「(教員や保護者らの)一定の管理下であれば、子どもたちの屋外での活動では外してもいいのではないか」との見解を示した。
 夏場に向けて保護者から熱中症のリスクを懸念する声が上がっているとして、国に対して「対応を見直してほしい」と求めた。
 屋外でのマスク着用を巡っては、松野博一官房長官が同日、人との一定距離確保を前提に「マスクを外すことを推奨している」と述べた。草地市長は「感染状況を見ながらになるが、国からマスクを外す判断基準となる科学的見地が示されれば、市としては前向きに、積極的に対応したい」と強調した。
 

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