試行錯誤の2年目
慶大を経て社会人2年目。レベルの高い社会人投手に対抗すべく、試行錯誤を重ねている。
チーム内での立ち位置を「外野手の4、5番目」と言い、まだ定位置は勝ち取れていない。ただ「ネガティブな感情はないです。大学でも2年目までは苦しみましたし、期待してもらっているのも感じます」と表情は明るい。手応えも感じ始めているという。
打撃で結果を
守備、走塁の不安はない。課題は打撃。「まずは自分のバッティングの形をしっかり確立すること。そのためにも結果を出したいですね。打率を残しながら長打が出るのが理想。コーチからも『当てにいくな』と言われ、しっかり振ることを心がけています」

誰とでも分け隔てなく接し、場を和ませる穏やかな性格の持ち主。
岡村憲二監督は「いいものを持っているし、人間的にも素晴らしい選手。外野手の競争に勝つには、バッティングをもう1ランク上げて、結果を残すこと。長所を伸ばしていってほしい」と期待を寄せる。
「ひと花咲かせる」
2大会連続8度目出場の日本選手権に向けて「まずは会社の期待、応援に応えること」。チームの勝利に貢献すべく、走攻守で出番に備える。
「これまでやってきたことの集大成だと思っていますし、ここから〝ひと花〟咲かせますよ」と宣言した。
(編集局ニュースセンター・結城啓子)





































































