
県内のJリーグ4クラブがホーム&アウェー方式で対戦する「県J4クラブ強化トレーニングマッチ」が行われ、藤枝は磐田に1-2で敗れました。しかし、19歳のMF芹生海翔選手が左足で豪快にゴールを奪う活躍を見せました。また、特別指定選手のMF三木仁太選手も先発出場し、軽快な動きで攻守に存在感を見せました。
芹生「あと4点ぐらい取りたい」

―左足を豪快に振り抜いたゴールだった。
1点決められて悪い状況でしたが、前の選手が決めないとチームは下がっていく一方だと思っていました。そこでしっかり決めることができて良かったです。
―高い位置で前田翔茉選手が奪ってからの流れでの得点だった。
もう少し早くボールが来ると思い、右足ダイレクトを狙って待っていたのですが、少しテンポが遅くなり相手が来たのでかわしてシュートだなと思いました。うまくいきました。
―あえて上めを狙ったか。
いつも入らないときは狙ってコントロールカーブみたいな感じで蹴るのですが、振り抜いた方が入るなと瞬時に思いました。
―良いアピールになったのでは。
出場機会が少ないのですが、あのような場面で決めないといけないと思います。こうして点を取ることで出場時間を伸ばし、ゆくゆくはオリンピックなど大きな舞台を狙っていきたいです。
―自分で運んで、失わないことを意識しているか。
もう少しゴールに向かえたらと思うので、そこは反省点です。
―リーグ戦に向けての意気込みを。
残りの期間は長くはない中で、まだ1得点なので、あと4点ぐらいは取りたいです。結果を出さないと上にもいけないしアピールにもならないと思うので、とにかく結果を求めてやっていきたいです。
三木「得られるもの大きい」
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―今回の自身にプレーについて。
まだ納得できるプレーはできていないと感じています。前につけられるパスは自分で数える中では2~3回。あとはシュートが惜しいで終わるのではなく決めきらないと。守備も力強さがまだまだ足りていないなと思います。でも良い経験になりました。
―得られたものは。
練習でだんだん慣れていって、ボールを蹴る位置も徐々になじんできました。
―藤枝で活動する中で得られていることは。
大学では感じることのできない強度や球際など、すごく得られるものが大きいです。大学でもこの高い基準でやり続けられたらもっと成長できると感じます。
―今季中のデビューも目指しているか。
常に狙っていますし、チャンスがあれば食い込んでいきたいです。その意味でも今回は結果を一つ取りたかったと思います。
―磐田の特別指定選手で関大の後輩、桑原航太選手も出場していた。
航太は前半にPKを獲得して結果を残していました。自分も後輩の前で点を取りたかったです。