中部電力は廃炉作業を進める静岡県御前崎市にある浜岡原発2号機で、3月17日から原子炉の解体を開始しました。商業用の原子炉の解体が始まるのは国内初です。
中部電力が17日から始めたのは、浜岡原発2号機の原子炉の解体工事です。中部電力は2009年から2号機の廃炉作業を進めていて、2024年12月、原子力規制委員会が解体作業の「第3段階」への移行を認めていました。
原子炉の解体は廃炉作業の本丸とされ、17日は運転時に核燃料が入っていた原子炉圧力容器の上ぶたをクレーンで持ち上げて取り外す作業に入ったということです。
中部電力は、浜岡原発1号機と2号機の廃炉作業を2042年度に終えたいとしています。

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