使途不明金発覚の沼津夜間救急医療センター 指定管理者の公益社団法人が刑事告訴 警察が受理=静岡・沼津市

静岡県東部の6つの市町などが運営する「沼津夜間救急医療センター」で、過去10年間で2億円を超える医療費が使途不明金になっている問題で、指定管理者の公益社団法人は2月18日、警察に刑事告訴して受理されたと発表しました。

救急センターの指定管理者を務める沼津夜間救急医療対策協会によりますと、氏名不詳の被告訴人が、2019年1月から2024年6月の間に協会の口座から約6200万円を着服した業務上横領の疑いで、2月14日に沼津警察署に告訴状を提出し、同日受理されたということです。

この問題を巡って、沼津夜間救急医療センターは2024年6月、不適切な会計処理により、2014年以降、約1億4000万円の医療費が使途不明金となっていると発表。救急センターの経理関係は、2024年に死亡した職員1人がほとんど担当していて、不明額は、その後、約2億5000万円に膨らんでいました。

指定管理者の沼津夜間救急医療対策協会は「今後も引き続き、捜査への協力を行うとともに、再発防止の徹底に努めてまいります」とコメントしています。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1