2月14日開幕する明治安田Jリーグ。今年こそJ2昇格を目指すJ3アスルクラロ沼津、選手、そしてサポーターの思いに迫りました。
J3に参入して2025年で9シーズン目を迎えるアスルクラロ沼津。叶えたい夢があります。2年連続で終盤に失速し、J2昇格を逃してきました。

<アスルクラロ沼津 中山雅史監督>
「昨シーズン悔しい思いもした。もっともっと細部にこだわり、走れる強いチームにしていければと思っている」
<アスルクラロ沼津 齋藤学選手>
「J2昇格。試合どうこう関係なく、全部勝つ」

その思いはサポーターも同じです。静岡県三島市にあるイタリアンレストラン「PizzeriaBarDiciotto」。サポーターはもちろん、選手たちも通う店です。長年、クラブを応援してきた河合芳子さんもそのひとりです。
<アスルクラロサポーター 河合芳子さん>
Qいつごろからアスルクラロ沼津を応援しているか?
「県リーグかな。一番最初は、アスルクラロは『香陵クラブ』っていう本当に地域のチームだった。そのころ観客は100人もいないとか」
長年、クラブの成長を間近で見続けてきた河合さん。いまでも大切に残しているのが新聞の号外です。

<河合さん>
「サポーターのみんなこの写真が本当に気に入っていると思う。『沼津の誇り』っていう横断幕。J3に上がった時の喜びっていうのは、もう、本当にすごかったので、今でも忘れられない」
あの喜びをもう一度みんなで味わいたい。

<アスルクラロサポーター>
「ゴンさんの体制になって見てても面白いサッカーになって、結果がついてきて行ってほしいなという気持ちが強かっただけに(J2に)行けなかった悔しさみたいなのがあるんで、今シーズンやって欲しい」
悲願のJ2昇格へ選手、スタッフ、そしてサポーターが「結束」するシーズンが始まります。
<河合さん>
「今年こそはという感じが。選手たちも本当に力が入っているので、ゴンさん大丈夫だと思う。やってくれると思う」