「個別の選挙区をどうしていくかは今後…」立憲静岡県連 国民榛葉賀津也幹事長の「推薦」結論先送り

2025年夏の参院選をめぐり、1月20日、連合静岡、立憲民主党、国民民主党の静岡県連の3者協議が開かれ、立憲民主党静岡県連は、榛葉賀津也参院議員(57)の「推薦」について結論を先送りしました。3月をめどに方向性を決める見通しです。

20日朝、野党最大の支持母体の連合静岡に集まったのは、国民民主党と立憲民主党の静岡県連のトップなどです。

<連合静岡 角山雅典会長>
「ぜひ、連合静岡が連携している立憲民主党と国民民主党の間で、政策協議に向けてテーブルについてやっていると、地方の我々が見ても分かるような話で、ぜひお示しいただきたい」

20日、連合静岡、立憲、国民の3者による協議が行われ、2025年夏の参院選の対応などを話し合いました。

<国民民主党 榛葉賀津也幹事長>
「いま国民民主党に集まっている期待は、国民民主党の支持率ではなくて、一番苦しい時代を乗り越えようとしている、国民の皆さんの悲鳴だと思う。その悲鳴に応えてくれという国民の期待だと思う。それに応えなければ、この国の政治は終わる」

2025年夏の参院選で5期目を目指す国民民主党・幹事長の榛葉参院議員。連合静岡は、2024年12月、榛葉議員の推薦を決めていて、立憲民主党県連にも連携を求めています。

<立憲民主党県連 源馬謙太郎代表>
「野党の議席を最大化していくということが、最大のミッションである。その方針に従って、個別の選挙区ではどうしていくかは今後話を決めていく」

<国民民主党県連 田中健会長>
「私どもはぜひ、榛葉参議院議員に1本化して、連携して取り組んでいきたいと思っているし、野党の最大化、どのようにして自民党と戦っていくかが課題」

立憲民主党県連は、榛葉議員への推薦について結論を先送りし、党本部の方針がまとまる3月をめどに方向性を決める見通しです。

夏に行われる予定の参院選静岡選挙区には、このほか、自民党現職の牧野京夫氏(65)、共産党新人の鈴木千佳氏(53)、参政党新人の松下友樹氏(41)が出馬を予定しています。

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