静岡県内の公立学校の教職員が部活動の問題に特化した組合を結成しました。部活動の顧問をするかどうか自由に選択できる環境の整備を目指すということです。
<オール静岡対部活動問題ユニオン 鴨剛太朗代表>
「当組合の最大の目的は、静岡県内中学校、高校すべての教員が部活動顧問をする、しないの自由を獲得すること」
今回、結成されたのは、部活動の問題に特化した教職員の組合「オール静岡対部活動問題ユニオン」です。部活動をめぐっては教職員の負担が大きく、長時間労働につながることなどが問題視されています。
浜松市立の中学校で働く鴨代表は、まず、浜松に組合を立ち上げさらに今年、県や静岡市でも結成したことで、静岡県全域をカバーする体制が整ったということです。
現在、公立学校の教職員22人が加入していて、組合では、部活動の顧問を拒否したい教職員の相談を受け付け、学校や教育委員会との交渉の支援などを行うということです。