10月頃から首都圏を中心に目撃されていた「左手のないサル」が小山町で目撃されました。町では、サルに近づかないことなど住民に注意を呼びかけています。
歩道を駆け抜ける左手のないサル。12月18日午前10時ごろ、静岡県小山町須走で撮影された映像です。撮影した人によりますと体長は、約50センチで車のクラクションを鳴らしても逃げる様子はなく、人に慣れた感じだったということです。
左手のないサルは、2024年10月ごろから東京や埼玉で相次いで目撃され、11月下旬には神奈川県小田原市で確認されていました。小山町によりますと、12月16日から町内で目撃され、12月18日までに9件の情報が寄せられています。
<小山町林業振興課 湯山光司課長>
「サルを見かけても近づかないということ、庭先にエサになるようなものは放置しないということ、また家の中が荒らされると大変ですので戸締りをするなどの情報を流し、注意喚起をさせていただいております」
町では、SNSなどで注意を呼びかけサルの動向については見守りたいとしています。