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清水エスパルスユース&ジュビロ磐田U-18がプレミアリーグ参入戦に挑む!静岡県勢W昇格なるか!


サッカーの高円宮杯U-18プレミアリーグ2024プレーオフが12月6、8日の2日間、広島県内で行われる。静岡県からはプリンスリーグ東海で優勝した清水エスパルスユースと、準優勝のジュビロ磐田U-18が出場する。

大会は出場16チームを4ブロックに分け、4チームずつの勝ち抜き戦を行う。各ブロック1チームがプレミアリーグ2025に参入する。

清水エスパルスユース(東海1位)は1回戦で浦和レッズユース(関東3位)と対戦する。決勝戦で「ベガルタ仙台ユース(東北1位)ー京都サンガユース(関西2位)」の勝者とぶつかる組み合わせ。

ジュビロ磐田U-18は1回戦で岡山学芸館高(中国1位)と激突する。決勝戦は「アビスパ福岡(九州1位)ー聖和学園高(東北2位)」の勝者との対戦となった。

清水ユース、昨年の経験生かせるか

清水ユースの西原源樹(左)と小竹知恩

清水エスパルスユースは、トップチーム昇格が内定している2人のサイドアタッカー、西原源樹(清水エスパルスジュニアユース出身)と小竹知恩(プログレッソ佐野出身)を擁し、3季ぶりのプレミア復帰を狙う。

攻撃を組み立てるのはボランチ矢田龍之介(1FC川越水上公園U-15出身)と、トップ下の2年生土居佑至(H&AFCジュニアユース出身)。ともに年代別日本代表の常連で大舞台の経験は豊富だ。矢田は「重圧を楽しみ、どれだけビビらずにプレーできるか」と力を込める。

プリンスリーグ東海2位で出場した昨年のプレーオフは1回戦で仙台ユースに1−3の逆転負け。澤登正朗監督は「昨年はプレーオフの異様な、独特の雰囲気に飲まれてしまった。昨年の経験を生かして、なんとか参入戦を乗り切りたい」と話す。天然芝のピッチに慣れるためにトップチームのグラウンドで調整するなど、万全の状態で大一番に臨む構えだ。

磐田ユース、ぬるさを排除

磐田ユースの山本将太(左)と川合徳孟


1年でのプレミア復帰を目指すジュビロ磐田U-18の大黒柱は、トップチーム加入内定のMF川合徳孟(ジュビロ磐田U-15出身)。開幕当初はボランチを主戦場としてきたが、最近はプロ入り後を見据えてトップ下でプレーしている。シュートの意識が増し、3戦連発5得点と勢いに乗っている。

プリンス最終節は1トップの山本将太(ジュビロ磐田U-15出身)が太もも痛で欠場したが、プレーオフには間に合いそう。スピードとパワーを兼ね備えた点取り屋と、川合とのコンビネーションが生み出す破壊力は全国トップレベルだろう。

12勝5分け1敗と圧倒的な強さで中国地区を制した岡山学芸館高を相手に、臆せずジュビロらしいサッカーを展開できるか。西紀寛監督がポイントに挙げるのは「ぬるさを排除すること」。技術の高い選手がそろっているだけに、うまさを生かすベースとなる「戦う姿勢」をチームに求め続けている。

 
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