静岡市の小学校で、有機野菜を使った「オーガニック給食」が提供され、子どもたちが食と農業について理解を深めました。
静岡市は食育事業の一環として化学肥料や農薬を使わずに作った食材を学校給食で提供する「環境おうえん給食」を実施しています。
12月3日は6つの小学校で有機栽培で育てられた地元産のニンジンと大根を使った「オーガニック給食」が提供されました。子どもたちは静岡市の担当者から有機栽培の難しさや生産者の思いを聞き、給食を味わいました。
<児童>
「(有機栽培の)大変さを知れたので、もっと食べたいなと思いました」
<児童>
「(生産者が努力したものを)自分たちが食べられていることに、すごく感謝している」
<静岡市学校給食課 原田登志子さん>
「有機農産物に光を当てるのも学校給食として大事な観点だと思っています」
静岡市は今後、有機栽培された地元産のお茶や米なども給食で提供していく予定です。

