静岡県内で急増するSNSを通じた投資詐欺。被害を防ぐキャンペーンにマクドナルドのキャラクター「ドナルド」が登場しました。ポテトのSサイズ無料クーポンを配り、詐欺への注意を呼びかけました。
JR静岡駅で行われたキャンペーンには、静岡県警の本部長とともにマクドナルドのキャラクター「ドナルド」が参加しました。駅の利用者に「SNS型投資詐欺」や「ロマンス詐欺」に対して注意を呼びかけるチラシを配りました。
<ドナルド>
「犯罪が増えております。特殊詐欺にお気をつけくださいね」
多くの人に関心をもってもらうため、チラシにはポテトSサイズの無料クーポンを付けました。
<静岡中央警察署 奥野祐介生活安全課長>
「投資をすれば儲かるだとか、そういった上手い話はないということを今一度皆さんに知っていただいて、顔を合わせたことのない人を信じることがないように」
静岡県内では、1月1日から11月15日までに「SNS型投資詐欺」と「ロマンス詐欺」が167件確認されていて、被害額は約23億6000万円にのぼります。被害件数、被害額ともにすでに2023年1年間の約2.5倍に達しています。
県警では、今後も詐欺被害を防ぐ啓発活動を強化する方針です。