静岡県富士市で地面を掘り返すことなく、水道管の劣化状況を確認する実証実験が行われました。全国で初めての試みということです。
富士市で行われたのは、水道管のバルブにセンサーを設置し、音の伝わり方で水道管の劣化度を計測する実証実験です。
富士市では、法定耐用年数の40年を超える水道管が3割以上あるといいます。漏水や破損する可能性のある老朽管を地面を掘り返さずに調べることができ全国で初めての試みということです。
<富士市水道工務課 清成克計画担当統括主幹>
「この技術が利用できれば、悪いところから漏水する恐れがあるところから更新工事ができると考えております」
実証実験は、富士市内9か所で行われました。