赤堀元之監督「長いようで短いようなシーズンだった」66年ぶりNPB新規参入「くふうハヤテベンチャーズ静岡」初めて尽くしの1年間

66年ぶりにプロ野球に新規参入した「くふうハヤテベンチャーズ静岡」。9月29日、初めてのシーズンを終えました。チームを率いたのは、静岡高校出身の赤堀元之監督。すべてがゼロからのスタート、初めて尽くしの1年間を指揮官に聞きました。

<くふうハヤテ 赤堀元之監督>
「ゼロからのスタートで始まったんですけれども、本当に長いようで短いようなシーズンだった」

ホームに阪神を迎えた最終戦。たとえ、リードを許しても一丸となって相手に食らいつく。最後まで挑戦者らしさをみせたゲームでした。このチームをゼロから作り上げたのが地元出身の赤堀監督です。

<くふうハヤテ 赤堀元之監督>
「初めから何もない状態だったのでね。やはり移動とか試合をしながら、ファンの方はどう見てくれるのかっていうのは結構感じていたんで」

<LIVEしずおか 松下晴輝キャスター>
「ウエスタンリーグで静岡が1番東に位置している。かなり大変な移動だったと思うが」

<くふうハヤテ 赤堀元之監督>
「そうですね。本当に選手にとっては長い道のりが多かったんが、それもハングリー精神というか泥臭くやるチームなので、大変でも通過しなくちゃいけない。選手はよくやったと思う」

最終成績は、28勝84敗8分の最下位。それでも、最終戦ちゅ~るスタジアム清水では、最多となる2355人が詰めかけました。監督自身、ふるさと静岡の野球熱の高さを実感したといいます。

<くふうハヤテ 赤堀元之監督>
「僕も静岡で育った人間なので、プロ野球ができたことはうれしく思ってるし、やらなきゃいけない気持ちはあった」

<LIVEしずおか 松下晴輝キャスター>
「静岡のファンは温かかったですか」

<くふうハヤテ 赤堀元之監督>
「やっぱりすごく温かいというか、初めてできたチームで、なかなかお客さんが来ないんじゃないかと思っていたが、応援に来てもらって声援してくれるのは本当に感激というかやってて良かったと思いますね」

ファームリーグが戦う舞台のくふうハヤテは、選手を育て、1人でも多くの選手を1軍を持つ12球団に送り出すことが目標です。その成果が試されるのが24日に行われるドラフト会議です。

<くふうハヤテ 赤堀元之監督>
「本当に行ってくれるのかって楽しみはある。でも、なかなか難しい部分はあるので、期待を込めながら。あとは神頼みだと思う。運だと思う」

「1年間温かいご声援をありがとうございました。これからまたもっと練習して技術を高めなきゃいけないですけども、ぜひまた来年、いま以上にチームを良くして、頑張っていきたいと思うんで、また来年も応援よろしくお願いします」

シズサカ シズサカ

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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