「お母さんという顔以外の姿をみせられるのは良い刺激に」メンバーは55人“ママ記者”が取材執筆 街を盛り上げる

育児や家事に奮闘中のママたちが記者として活動し、静岡県富士宮市を盛り上げています。ママ目線を大切にした地域密着の記事が支持されています。

<ハハラッチ 太田川菜々子さん>
「よろしくお願いします。親子で楽しめるスポットを紹介するブログを書いてる取材に来ました」

2024年7月に富士宮市にオープンしたばかりのジェラート店です。取材しているのは、富士宮で2016年から展開している「ハハラッチ」のメンバーで、子育てに役立つ情報を発信しています。

<ハハラッチ 太田川菜々子さん>
「子どもに人気のメニューは何ですか」

<SHIRO 吉田恵理店長>
「ミルクになります」

<ハハラッチ 太田川菜々子さん>
「子どもに人気のメニューはミルクだそうです」

3歳の長男を育てる太田川さんは、ライターネーム「ななち」として2022年から活動しています。

店のイチ押しは、地元産の牛乳で作ったミルクのジェラート。

<ハハラッチ 太田川菜々子さん>
「富士宮の食材なんだって、知ってた?夢中だよね。富士宮で子育て中のママたちにメッセージはありますか」

<SHIRO 吉田恵理店長>
「添加物をほとんど使用していないという部分でも安心してお召し上がりいただけるかなと思います」

太田川さんは子育ての合間を縫って執筆。早速、ジェラートの記事を仕上げていきます。

<ハハラッチ 太田川菜々子さん>
「どの写真が使えるかなとチェックしています。メンバーの一人が送ってきてくれた写真の一つでこういうのはすごく使いやすい、どんなメニューがあるかなとか、どれぐらいの価格帯なのかなっていうのがお母さんたちは知りたいと思うので、行く前の事前情報は、子連れにはすごく大切で、行ってからお子さんが迷惑かけちゃわないかなという不安があるので、情報を事前に知っておくことで、ここならいけそうだなとお伝えできるようにしている。どの写真が使えるかなとチェックしています」

ハハラッチの活動は、子育て以外の可能性を感じることができるといいます。

<ハハラッチ 太田川菜々子さん>
「家族の中でもひとつの刺激になっている。お母さんという顔以外に他にも自分で仕事ができるというのを、家族にみせられるというのは、すごく良い刺激になっている」

2024年9月中旬、新たに5人の仲間が加わりました。今回、新人記者となる高橋さんは結婚を機に富士宮市に埼玉県から移住しました。

<新人記者 高橋未幸さん>
「知り合いもいないし、仕事もないし、何もない状態で子育てをしていた」

孤独や不安を抱えていた高橋さんだからこそ、同じ境遇のママたちに伝えることができると考えました。

<新人記者 高橋未幸さん>
「(静岡県外から)転入してきたママであるからこそわかる、富士宮の良さだったり、自然がいっぱいあることや子育て世代に温かいというところを発信していきたい」

9年目を迎えた「ハハラッチ」。メンバーは55人になりました。代表の佐野さんは子育てに励むママが、一人の女性として活躍できる地域づくりを目指しています。

<ふじのみやハハラッチ 佐野かおり代表>
「今度は(ハハラッチに)参加してくれたお母さんたちが、自分たちで楽しいことを見つけて、自分たちで新しい輪を広げていけるようなお母さんを増やしたい」

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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