静岡市は9月24日、市の公式ホームページ内の一部の機能が、一時的に利用できない状態だったことを発表しました。原因は約106万件にのぼる不正アクセスが検知されたことで、自動的に通信機能を遮断したためだとしています。情報漏えいの可能性はなく、すでに復旧作業が完了し、通常通り利用できるということです。
静岡市によりますと24日午前8時20分頃に、市のホームページ内の「お問い合わせフォーム」の閲覧や新規受付ができない不具合を確認したということです。その後、サイト内の検索機能が一部停止し、イベントや申請書の取りまとめページから個別のページに移行できないなどの不具合を確認したということです。
原因は24日午前2時頃に、外部から静岡市のサイトに対し、海外のサーバーなどを経由した約106万件の不正アクセスがあったことで、短時間で集中的な不正アクセスが検知され、サイトを保護するために自動的に通信機能が遮断されたためだったとしています。
情報漏えいの可能性はなく、9月24日午後3時25分に復旧作業が完了し、通常通り利用できる状態を確認したということです。