改正議論進む盛土規制条例 熱海市長らが副知事と意見交換「根本の精神は曲げない」

静岡県熱海市の土石流災害を受け施行された、静岡県独自の盛土規制条例を見直す動きが進む中、焼津市と熱海市の市長が規制の在り方について、森副知事と意見交換しました。

2024年9月20日、静岡県庁を訪れたのは熱海市の斉藤市長と、県市長会の会長を務める焼津市の中野市長です。

県独自の盛土規制条例をめぐっては国の盛土規制法との二重規制が指摘され、県議会の特別委員会が条例の改正の提言をまとめるなど見直しの動きが進んでいます。

<静岡県熱海市 斉藤栄市長>
「生活環境の保全については、引き続き県が責任を持って対応されたいというのが思いというか、要望でございます」

中野市長や斉藤市長は規制の在り方について森副知事と意見交換し、生活環境の保全に関する規制は残すことや、条例改正の素案を公開し市や町の意見も取り入れることを求めました。

<森貴志副知事>
「熱海土石流災害からはじまった根本の精神は曲げないといのが、県当局としての考えでございますので、市町の皆さまの意見を十分取り入れて検討していきたい」

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1